旅行2日目の朝、
前日の夜に本場トルコ料理を満喫してから
もう何の心置きもなく本来の目的地ハンガリーへと飛び立ちました。
今回の旅の最大の目的は、実は、温泉に入ることです。
ハンガリーは温泉大国なのです。
高校生くらいの頃、ハンガリーに文通相手がいて、
いつ、どっちから手紙を出さなくなったのか今はもう覚えてないけど
その頃からハンガリーは温泉の国というイメージが
私の中では強く印象に残っていました。
お昼過ぎにブダペストの空港に到着し、
バスと地下鉄を乗り継いで市内に向かい、
予約していたホステルにチェックインし、
ささっと荷物を片付け早速温泉へ!!
ホステルから歩いて30分くらいのキラーイ温泉に行ってみました。
事前に色々リサーチしたところ、
キラーイ温泉は古くて小さいけど
一人でも落ち着けて(寂しくなくて)雰囲気が良さそうなので
他にいくつも大きな温泉はあったけどここに決めました。
ホステルから川に向かって歩いて橋を渡ると、
わりとすぐにありました。
温泉の建物の外壁は
良い感じにところどころ剥がれていて
これは中も期待できそう・・
ところが、受付をしようとしたら、
今満員で30分待ちとのことでした。
温泉で満員ってどういうことだと思いながら
せっかくなので周辺を散歩しました。
すると何やらナゾのボックスを発見。
何なのか分からないから反対側にまわってみたら
裏から見ても結局なんだったのか分かりませんでした。
そうこうしているうち30分くらい経って再び温泉へ。
今度は入れました。
ハンガリーの温泉は、
日によって男性の日、女性の日と決められていたり
水着着用で男女混浴だったり、
温度も平均的に35℃くらいと低めだったり、
日本の温泉とは違います。
キラーイ温泉は水着着用で男女混浴でした。
まず受付でお金を払ったらロッカーキーを渡されて、
個室ロッカーの中で水着に着替えます。
それから浴場に向かうんですが、
その前に一度また個別に仕切られたボックスに入ってシャワーを浴び
体の汚れを落としてからやっとお風呂に入れます。
浴場に行くと、まず真ん中に円形の大きな浴槽があります。
ドーム型の天井には六角形の小さな窓がいくつもついていて、
そこから薄暗い浴場に向かって微かな光が差し込んおり
何とも神妙な気分になりました。
外装もボロボロだったけど内観もなかなか古びていて、
歴史を感じさせるエキゾチックな雰囲気に
つい数日前テレビで見た「テルマエ・ロマエ」をシンクロさせながら
思わず「Oh~ This is テルマエロマエ!!」とか言ってしまいそうでした。
円形浴槽のまわりには水風呂やスチームサウナ、打たせ湯などもあって
ちょろちょろ回って全部堪能しました。
日本の温泉だとすぐにのぼせてしまって20分くらいしか湯船に浸かっていられないけど
キラーイ温泉は温度が36℃と低めなので気が付いたら1時間くらい入浴していました。
なので出るとき体の芯が全然あったまっておらず、
最後はスチームサウナでしめました。
キラーイ温泉は、私が行った時はアジア人が私一人だけで
あとはほとんど地元の人たちのようでした。
言葉も文化も人種も違うけど
みんなあったかいお湯に浸かってリラックスするため
こうして集まっていて、
日本とハンガリーの温泉は違うけど
湯船に浸かるという心地良さを共有していることに
みんな同じなんだなぁと一人しみじみ感慨深い思いに浸っていました。
そんなブダペストの第一日目。
大変満足した温泉の後は、
世界一豪華な内装といわれる西駅のマックへ行きました。
ここは20世紀初頭に作られた旧食堂をそのまま利用しているらしく、
天井も高くて店内も広く、
内装も豪華で本当にマクドナルドじゃないみたいでした。
せっかくなので日本のマックではなさそうなメニューを・・
チキンと野菜をラップしたものとドーナツを頼んだら
マックでケンタッキーとミスドのメニューを食す、みたいな図になってしまいました。
でもおいしかった!
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