しまった！ 〜深大寺てづくり市

月曜日（海の日）は、深大寺の手作り市に出店しました。

先週からの風邪はピークは過ぎたものの

朝から咳が止まらず、

体の中がずっとフワフワしている感じがしました。

夢心地・・というか意識朦朧！

でもきっとこれは暑さのせいだということにして

深大寺に向け家を出ました。

家から地下鉄と電車を乗り継いで調布駅に行き、

そこで深大寺行のバスに乗ります。

心配していたお天気は、

曇りだったりたまにお日様が出たりと、結局突然の雨には遭わずにすみました。

たまに直射日光が当たって眩しいな暑いな、という時もあったけど、

それでも私のブースの場所は、木がたくさん生えている側だったので、

わりと影になってる時間が長くて多少過ごしやすかったかもしれません。

ただ、その分おっきなハチが飛んできたり、上から虫が降ってきたり、

蚊と格闘しなければなりませんでしたが・・

今回のディスプレイでは、

前日の夜に段ボールを利用して作ったブローチ台をさっそく使用してみました。

それとピアスの台紙は、

前回の両国での手作り市からぞうさんフェルトに変えていました。

ディスプレイを始めて何かが足りないことに気が付きます。

・・あみぐるみの数！！！

作品のあみぐるみをいくつか家に忘れてきてしまいました。

今回の手作り市はほおずきまつりの一環で、

さぞ盛り上がるだろうと楽しみにしていたのに・・ショックでした。

その後、手作り市が始まって、

気を取り直し、いつの間にか

いつもの楽しい手作り市の時間に浸っていました。

お隣さんは、観葉植物を売っているご夫婦で、

冷えたおいしいこんにゃくゼリーをくれたり、

日差しが照ると、木陰にイスを置いて「こっちに座って休んで」と

声をかけてくださったり、さりげない優しさが弱った心と体にしみました。

生い茂る植物と優しいご夫婦が隣にいてくださっただけで、

どれほどのマイナスイオンを吸収できたかわかりません！

そんな中、この日2つ目の「しまった！」と思う出来事がありました。 

調布駅から深大寺までのバスの中で

ちょうど後ろの席に座っていたお兄さんも

手づくり市の出店者さんで、

ビーズアクセサリーを売っていて、

偶然にも私のところからすぐ斜め向かいのブースでした。

私がバスの中でゴホゴホ咳をしていたから、

出店中にそのお兄さんが私のブースにやってきて

「風邪大丈夫ですか？」と声をかけてくれました。

そのお兄さんのブースのディスプレイは、

色んな小道具が駆使されていてお店みたいに見やすくて、

品ぞろえもすごく豊富だったので、

思わず「全部手作りなんですか？」と聞いてしまいました。

お兄さん、即答で「手作りしない人、ここ（手作り市）出れないんです」と・・

しまった！！同じ出店者でありながらなんという愚問を・・

お兄さんは正しかった・・

お昼になって、お腹が減ったので食料を求め少しだけ徘徊したとき、

すぐ隣で行われていたステージ広場に出ました。

手づくり市会場とはまた違った活気でした。

近くの売店で大判焼きとそばまんじゅうを見つけ買いました。

注文してから気が付いたのだけど、どっちも餡子でした（しかもこれがこの日のお昼ごはん）。

かぶってしまった・・と少し複雑な心境のまま一人またブースに戻ります。

食べてみたらどっちも餡子だけど、おいしかったです。

しかも大判焼きはつぶあん、

おまんじゅうはこしあんだったので、

「これでバランスも取れてるからちょうど良いよね」と

勝手に自己解決してすっきりした気分になりました。

ちなみに、おまけにお汁粉アメと甘酒アメをいただきました。

この日の手作り市は、ほおずきまつりの一環ということもあり、

10時から17時半までと、いつもより長めでした。


「かわいい～」を20回くらい連呼していたかわいい女の子や、

ママに連れられヨチヨチ歩きの女の子は、

いったんブースを離れた後また戻ってきてピンクうさぎを選んでくれました。

くまゆびにんぎょうをニコニコしながら指に入れて選んでくれたお客さんや、

じっくり時間をかけてピアスを選んでくれたお客さん、

微笑みながら作品を眺めて「優しい感じね」と言ってくれたお客さん、

いろんなお客さんに作品を見たり触ったり選んでもらえて、

ブースを片付ける時にはいつもような幸福感でした。


体だけじゃなく頭の中までフラフラふわふわしていたのは、

どうやら暑さのせいじゃなく完全に風邪のせいだったと思われますが、

何はともあれ、雨も降らず無事に出店を終えることができて良かったです。